電解水について
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電解水とは
電解水の生成に必要なのは
「水」と「塩(電解質)」と「電気」だけです。
生成する際、まず水道水に含まれているミネラルや
チリ、ゴミ等を軟水器とフィルターを通して除去します。
この水に塩を溶かし、電解槽に通して
電気分解することにより「電解水」が生成されます。
この「電解水」には大きく分けて2つの種類があり、
除菌・消臭効果のある「酸性電解水(次亜塩素酸水)」
油脂やタンパク質を分離する洗浄効果を持つ「アルカリ性電解水」
とそれぞれ効果が異なります。
酸性電解水とアルカリ性電解水
電解槽の-電極側からは洗浄力の高いpH約10.5~12.0のアルカリ性電解水が、
+電極側からは除菌力の高いpH約3.0~5.0(有効塩素濃度20-60mg/kg)の酸性電解水が、
それぞれ生成されます。
洗浄力の『アルカリ性電解水』と、除菌力・消臭力の『酸性電解水(次亜塩素酸水)』。
電解水の二つのチカラが「衛生的な環境」を実現します。
電解水の効果
高い除菌力を短時間で発揮
酸性電解水に含まれる次亜塩素酸は細菌、ウイルス、真菌などの微生物の
細胞膜に短時間で浸透し細胞を破壊、不活性化することができます。
これにより薬品を使用せずに除菌・消臭を行うことができるので、
多くの業界で利用が進んでいます。
例えば、食品加工業界では、食材や調理道具、食器や布巾などの
除菌・消臭に活用されています。
香りで誤魔化さない確かな消臭力
電解水は食べ物や汗、排泄物などが分解されることで発生する
アンモニアなどを分解することで消臭効果を発揮します。
また、微生物の関与によって発生する臭いには、
酸性電解水の除菌力で微生物の発生そのものを抑えることで、
臭いが発生すること自体を抑える効果が期待できます。
臭いの原因物質を分解し、増やさない事が電解水の確かな消臭力の理由です。
酸とアルカリ、二つの力で汚れを落とす
酸性電解水は表面に付着した『水垢』や『尿石』などのアルカリ性の汚れを溶解します。
一方、アルカリ性電解水には油脂やタンパク質などを乳化し除去する効果があります。
特に水回りなどの汚れは、酸性・アルカリ性の両方の汚れが存在しています。
酸性電解水とアルカリ性電解水を汚れに合わせて使い分けることで、
汚れに対応した効果的な清掃が可能になります。